商売柄と性分からか、日常生活でも物流がらみのあれこれに目が行ってしまう。
最近では3回続けて同じ場所で、
「なんであんなことをしているのだろう?」
「そうでなければならない理由でもあるのか?」
「こうすればいいのに」
などとモヤモヤしつつ立ち止まって作業者を凝視しながら「うーむ」と唸っていた。
駆け寄って矢継ぎ早にヒアリングしようとしている自分に気づいて、毎度のことながら肩をすくめてしまった。
巨大ファンドの内陸型倉庫建設のピークが過ぎようとしている。
追随してきた国内の投資ファンドやディベロッパー系事業者は、いまだに中規模のマルチテナント型物件の着工・竣工情報をリリースしているが、それも長くは続かないだろう。
あくまで私見だが、そろそろ保管料相場の高止まり幻想が消え去るのだと感じている。
企業の倉庫業務は外部者から視えにくいが、その中身が及ぼす影響は大きい。
厄介なのは「何かおかしい」「言ってることとやってることが」「意外にルーズでいい加減なのかもしれない」「期待していたが、こんな体たらくだとは」
のような言葉で企業としての信用や信頼を失う要因になるところだ。
今回の題名だが、「極論のススメ。盆暮正月深夜早朝」にしようか迷った。
極論ではなく正論になるだろうと妄信しているので、やっぱり違う、、、
というわけで掲題を変更したのだった。
働き方の改革ではなく、必然的な構造変化。
過去にも似たようなことを何度も書いてきたし、あちこちでたくさんの方々に話してきた。
かなり分散化しつつあるとはいえ、やはり圧倒的多数が来週は夏季休暇。
この掲載なんか誰も読まないはずなので、言いたい放題や夢に見た話なんてことまでだらだらと書いてしまおうと思う。
不真面目極まりないので、ちゃんとした人はパスしてください。
今年も酷暑の日々がやってきた。
エルニーニョ現象が6月で終わり、今季の台風発生数は例年並みになるらしい。
10月までは夏季と表現してしまいそうな気象の実態にうんざりしてしまう。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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