物流業務の設計にあたり、私のモットーは、、、
と、書き始めて「ん?モットーって何語じゃ?」という素朴な疑問が生じた。
あたりまえのように使ってきたが、カタカナ表記の外来語か和語かすら不明なまま今に至ることに気付いた。
さっそく調べてみた。
「物流を外部に委託することで主業務に集中できますよ」
なんていうしたり顔での物言いは物流会社にありがちだ。
何を隠そう、自身でもさんざん使い倒してきたし、聴き手である商談相手もうなずくことがほとんどだった。
「空前の売手市場」
「新卒者の奪い合いが激化」
「中小企業には厳しい若年層の人材確保」
最近よく目にする記事の見出しだが、俗にいうバブル世代にあたる私には新鮮味が少ない。
事業好調・業容拡大に起因する旺盛な採用ニーズではないところが過去と違う点だろう。
えらそうに物流業務のハナシをしているが、自身はかなりものぐさでおっちょこちょいだ。
だからこそありがちな不首尾や怠慢の類が手に取るようにわかる、と常々言い張っている。
こっそり共感していただける読者もいるはずだぁ、、、なんて思いながら書いております。
ある日のある会社の物流部(以下、親物)と物流子会社(以下、子物)の担当者同士の会話。
伏線や含みは皆無。素の会話をそのまま載せているとお考えいただきたい。よって淡々とした調子でダラダラとやり取りが続くのだが、かえって生々しいかも。
そんな以下になるので、事前にご了承のほど。
「地震みち」という言葉を最近知った。
現在では「異常震域」という専門用語がそれにあたるのだとか。
【異常震域】
震源地より遠く離れた所で異常に震度が高くなる現象である。かつて地中に地震が伝わる特別な抜け道があると考えられ、地震みち(じしんみち)と呼ばれていた。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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