拙サイトのアクセス・ピーク(山ではなくイボぐらいの大きさ)は日に4回ほどある。
最後のピークは18時から20時ぐらいにかけて。「ありがたい」と心から感謝。
しかし心配にもなる。
こんなブログ記事なんか読んでないで、早くお家にお帰りくださいな。必ずしも家に帰らなくてもよいので、とっとと会社から脱出しておくんなまし。
原因不明。
物流現場で頻繁に出る言葉。
「うーん、、、」と皆で唸ったり、無言で首を傾げたり、毎度のことなのでスルーしたり。
パート従業員や現場担当社員から報告を受けた管理者までが「うーん、、、」ということも珍しくはない。むしろ、トラブル時に発する社員や管理責任者の言葉ランキング上位に食い込みそうだ。
倉庫内作業において、入荷がすべての始点でありその後の業務品質を左右する要所。
したがって入荷作業にはその企業の幾つかの本質が反映される。
なぜなら、入荷品がその後の企業収益を生み出す源となるからだ。
「利は元にあり」と仕入れた商品の確認と検分がその作業に委ねられる。
つまり、その第一関門こそ利益提供者である顧客への向き合い方の序章となるのだろう。
倉庫にある在庫品と店頭で販売している同一品を瞬時に合致できないことがよくある。
「あまりにも違いすぎる」というのが言い訳の常となっている。
言葉は悪いが、庫内で「仮死」みたいになっているモノと、展示されている「躍動」にあふれる商品はまるで別物に見えてしまう。
その経営者は「入荷ミスも誤出荷も在庫差異も有ってあたりまえ」と断言した。
物流屋の理屈を理解はしても認めず、顧客へのサービスは頻繁な新商品入荷と低価格が唯一無二という自身の信条を曲げず、自社の物流に高品質という言葉は不要と笑顔で言い切った。
中小企業の国内物流機能を多拠点化することは悪だと考える。
最大限に譲歩しても、企業内外で無検証の放置物としか評価できない。
この狭い国土内での物流に関しては疑いなく無益多損となる。
そうせざるを得ない理由の説明や経緯はたくさん聴いてきた。
さまざまな企業の似たような内容の話を。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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